とどろき式ノスタルジック散歩vol.3 ~駒場編~
今日は、京王井の頭線「駒場東大前」駅にやってまいりました。
ネーミングのとおり、駅前に広がるのは、東京大学の駒場校舎。
(あれ?以前の本郷編でも確か東大が登場したような・・・)
実は昨年の秋にこのあたりに一度友人と遊びに来たのですが、
もう少しじっくり歩きたいと思い、再びこの地に降り立ったのです。
明日の日本を担う若人が集う東京大学。 まわりは閑静な高級住宅地。
校内にはおしゃれなフランス料理のお店も。 あ~ 住んでみたい!
まずは駒場公園を目指して北へ進みます。
駒場公園は、もともとは加賀の当主、旧前田家の前田利為侯爵の邸宅があった場所。
木々に囲まれた広大な敷地の中に、レンガタイル貼りの洋館、書院造の和館などがあり、
敷地の一角には「日本近代文学館」(本日の一番の目的!)が設置されています。
秋の紅葉の時期も素敵でしたが、新緑がまぶしいこれからの季節もいいですね~
東門から入ると、早速見えてきたのが和館(日本家屋)。1階部分は公開されており、
広い座敷や床の間などの“美しい日本のすまい” を見学することができます。
そして和館の裏手には、この建物を目にした途端、誰もがお姫様気分になってしまうという
洒落た洋館が!
≪旧前田侯爵邸洋館≫ 森の中の洋館。それだけでドラマチック!
館内も重厚ながらシンプルで洗練されたデザインとなっており、
思わず「いい仕事してますね~」とつぶやいてしまいそう。
土・日・祝日は館内の見学が可能です。是非、窓越しに公園の緑を眺めてみてください。
都心ということを忘れてしまいそう。
秋には枯葉の黄色い絨毯。 ヒロインはあなた。
さあ、さらに園内北側にある「日本近代文学館」へ行ってみましょう。
こちらでは主に明治以降の日本の近・現代文学関係資料などを収集・公開し、
テーマを決めて展覧会や講演会なども開催しています。
有名作家の肉筆資料(書簡や日記など)も閲覧可能なものがあるそうです(要予約)。
私が出掛けた時は、「太陽のない街」で有名な(社会の教科書で見ましたね)
プロレタリア文学作家の徳永直(とくなが すなお)の特別展を開いていました。
入場料は200円ですが、装丁本のポストカードをおみやげにいただきました。
1階には、静かにクラシックが流れる喫茶「たんぽぽ」があり、ひと休みできます。
平日は人影もまばらで、 ゆったりゆっくり時が流れるこの空間。
結構、穴場だと思いますよ~ かなり気に入ってしまいました。
喫茶「たんぽぽ」。窓からの緑が美しい。 装丁本の素敵なカードは購入も可能です。
このあと、公園を出て南西側にある「日本民藝館」へ。
こちらは民藝運動の創始者である柳宗悦が中心となり、70年前に民衆的工藝の
本拠地として開館。3ヶ月ごとに企画展をおこなっています。
また、毎年秋には、カゴや陶磁器、織物などの工芸品を公募して展示販売しています。
昨年も手仕事の温かみを感じる作品が数多く並び、欲しいものばかりでした。
ここも大人が楽しめるスポットとしておすすめです。
せっかくですから、駅の反対側の商店街もちょっと覘いてみましょう。
こちら側は、グッと庶民的な雰囲気。
こじんまりと、でも学生や地元の方に愛されている珠玉のお店がありそうです。
ちょうどお昼時のせいか、お弁当やさんや定食屋さんに学生が集まってきていました。
おや! こんなところに駄菓子やさんを発見。思わず入ってしまいます。
店内では、優しそうなおばちゃんが「全然儲からないのよ~」と、
それでも嬉しそうに応対してくれました。
お店に買いに来るのは、子供たちではなく、もっぱら学生や懐かしさで立ち寄る大人
ばかりなのだとか。
「後継者もいないけど、これからもがんばるわ~」 ・・・がんばってください!
思わず駄菓子の山に興奮。 至る処に「ご自由にお持ちください」の札が。
商店街中ほどの「たかはし」さんにて。 なんか温かいよ、この街は。
はあ~ 気がついたら ずいぶん歩いちゃいました。
今日はこの辺でお散歩は終了。
学生気分に戻って、東大の学食でも行ってみますかね~。
(・・・浮くかしら??)
■駒場公園
所在地:東京都目黒区駒場4-3-55
開園時間:午前9:00~午後4:30 (和館は4:00まで)
休園日:月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始
※日本近代文学館
開館時間:午前9:30~午後4:30(受付4:00)
休館日:日曜日・月曜日・第4木曜日・年末年始・特別整理期間
↓詳細はこちら
http://www.bungakukan.or.jp/
交通:京王井の頭線「駒場東大前」駅 徒歩8分
小田急線「東北沢」駅 徒歩13分
