とどろき式ノスタルジック散歩vol.2 ~本郷・大正ロマン編~
以前から気になっていた場所を訪ねてみました。
文京区本郷にある「弥生美術館」そして「竹久夢二美術館」。
周辺には広大な敷地をもつ東京大学があり、アカデミックな雰囲気が漂っています。
美術館の一角だけは、木々の緑に包まれて、静かなたたずまい。
時間がゆっくりと流れはじめます。
ふたつの美術館は同じ建物の中にあり、行き来ができるようになっています。
弥生美術館側にある入口から入ります。
この美術館は、もともとは、大正~昭和期に活躍した「高畠華宵(たかばたけ かしょう)」の
作品を展示するために創設されました。
現在では、華宵の常設展以外にも明治から昭和にかけて活躍した挿絵画家や出版美術の
企画展が随時おこなわれています。
この日は 『 挿絵画壇の鬼才 岩田専太郎展 』 を開催していました。
専太郎は、“和製ビアズリー”とも評され、絶大な人気を誇った挿絵画家です。
こじんまりとした館内に、ところ狭しと展示された膨大な作品や資料の数々。(本当に多すぎる)
この空間には、「間」とか「気取り」なんていうものはありません。
会場のそこここに「これでもか~」と置かれているおびただしい数の解説ボードも、
いかにも手作りで好感が持てます。(とても親切です。ご苦労様です)
岩田専太郎のことがよ~くわかりました。
とにかく一生懸命さの伝わる、サービス精神にあふれた美術館なのです。
しかもそこらじゅうにレトロな香りがプンプンしています。
中途半端にお上品ぶっていないところも気に入りました。
おみやげに買った高畠華宵作の絵葉書。 ~<岩田専太郎展>ポスターより
「うつろな眼差し」と「色気の出し方」の参考に。 3月28日まで開催。見ごたえ十分です。
一方、竹久夢二美術館でも3ヶ月ごとに企画展を開催。
夢二といえば抒情的な美人画で有名ですね。詩人でもあります。
今でもその人気は衰えませんが、ここに来れば、いつでも珠玉の夢二作品に会えるのです。
なんともありがたい美術館です。 夢二ファンのかた、是非どうぞ。
2つの美術館を堪能したあとは、美術館併設のカフェ「港や」で一休みするもよし。
しのばず通りまで出て、あたりを散策するもよし。
「弥生式土器発掘ゆかりの地」の石碑を見ながら、「根津」駅方面までぶらぶら歩き。
美術館オリジナルの竹久夢二ノート。 カフェ「港や」 この地で弥生式土器が
館内売店で購入できます。 発見されたのです。
ちょっと小腹がすきました。 美術館では結構体力を使います。
このあたりでは、串揚げの「はん亭」が有名ですが、個人的におすすめなのは、
いなりずしの「三花(みはな)」です。
持ち帰りのみですが、甘辛いお揚げの大きなおいなりさんがおいしいですよ~。
なんだかなつかしい味。田舎のおばあちゃんを思い出しちゃいます。。。
ちょっと足をのばせば、谷中や千駄木ですが、またの楽しみにとっておきましょう。
さ~て、次はどこへ行こうかな。
串揚げの「はん亭」。 おみやげにするなら「三花」のおいなりさん。
風情のある外観。もとは下駄の爪皮屋さん。 でかっ! お財布にもやさしい 1つ60円。
■弥生美術館
東京都文京区弥生2-4-3
■竹久夢二美術館
東京都文京区弥生2-4-2
交通:地下鉄千代田線「根津」駅より徒歩7分
地下鉄南北線「東大前」駅より徒歩7分
↓詳細はこちらをどうぞ。割引クーポンもあります。
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/index.html
■いなり寿司「三花」
東京都文京区根津2-13-15 営業時間 11:30~18:00
