日本橋で紙漉き体験
今日は、生まれて初めての「紙漉き」にチャレンジ! 等々力メイドの「和紙作り」です。
訪れたのは、東京日本橋にある「小津和紙(おづわし)」。
創業から350年の歴史をもつ老舗の紙商です。店舗前の植え込みには
和紙の原料になる「楮(こうぞ)」や「三椏(みつまた)」などが植えられています。
店舗ビルの一角に「手漉き和紙実演コーナー」があり、
普段は和紙職人さんが和紙づくりのデモンストレーションを行うのですが、
希望すれば一般の人も紙漉きの体験ができるのです。
昨年1年間でこの体験をした人は約500人。
外国の大使館の方もいらっしゃったそうです。
エプロンをお借りして、いざ、和紙づくりスタート!
ちなみに 暑いと水や原料がいたむため、冬の方が和紙作りには適しているそうです。
和紙の原料の説明をしてもらった後、いよいよ「漉く」作業にはいります。
“舟”と呼ばれる水槽には、紙料(しりょう→和紙の原料や水)が入っており、
すだれがセットされた道具で手前から紙料をすくい、動かしながら漉いていきます。
このときグッと腰を入れて、体がブレないように固定するのがコツのようです。
漉いていると、粘性のある液体がピチャピチャと音をたてます。
「こんなに音をさせてもいいものなのですか」と職人さんにお尋ねすると、
「いいんですよ。『漉く』という字は、さんずいに鹿と書くでしょう。
ですから鹿が水を飲んでいるような音のイメージでやってみて下さい」。
うわ~ な~んか素敵な回答。
今回 指導してくださった佐藤さん。 「ため漉き」という方法で漉いているところ。
棒で舟の中の原料をよ~くかき混ぜます。 無心になります。
一枚一枚漉いた後、温かい鉄板に貼り付け、乾かしていきます。
乾燥方法もいろいろあり、やり方によって仕上がりが異なるのだそうです。
薄手の和紙は、最後にアイロンをかけてきれいにします。
もみじや押し花を漉きこんだハガキは、じっくり圧力をかけて乾燥させるので、
後日送っていただくことに。
自らつくってみて、和紙の魅力を再認識しました。
機械にはない「手仕事のあたたかさ」「素朴さ」。
そもそも和紙作りは、木の皮を蒸して、流水に晒して、煮て、ごみを取って、
繊維をほぐすために棒でたたいて・・・と、漉くための紙料(しりょう)作りまでが
本当は大変なのです。
私たちが体験させていただく「紙漉き」は、その最後の工程です。
もっともっと生活に和紙を取り入れて、日本にしかないこの文化を守っていかなくては。
そんなことにも気づかされました。(和紙だけの話ではありませんけれど)
「小津和紙」: 店舗のほか、史料館や 等々力会心の作(?)。はじめて作った和紙。
ギャラリー、休憩所も併設されています。 何に使おうかな。
今回、私は一人で申し込んだのですが、(独りで体験する人はめったにいないそうです。。。)
お子さんも一緒に家族で体験しても楽しいと思いますよ(勉強になるし!)。
興味がある方、是非「紙漉き」にトライしてみてください。
最後に・・・やさしくマンツーマン指導で教えていただいた佐藤さん、
史料館の案内までしていただいて本当にお世話になりました。
とても楽しいひと時をありがとうございました。
■小津和紙
営業時間 10:00~19:00(月~土)
東京都中央区日本橋本町3-6-2
電話:03-3662-1184
交通:地下鉄銀座線・半蔵門線「三越前」駅より徒歩4分
JR総武快速線「新日本橋」駅より徒歩5分
※紙漉き体験は、大人1,000円 子供500円 (約1時間30分)







